小規模だからできること
コーヒー飲みにいこか?
父が、なんて行ったら知らない方と出かけるか…
を、考えた私の誘い言葉です。
私が帰ってから、デェイには行かないかもしれない。誘いにきてくれて、それで終わりかも知れない。
そんなことを考えたりもしていました。
曜日で、何曜日に行くと言うと、行かされてる感があるかも知れない。又、日にち、曜日をあまり覚えてない父がいました。
そこで、火曜日になると、明日、コーヒー飲みに連れて行ってくれるよ。
と、母に言ってもらうようにしました。
そして、誰が連れて行ってくれるか聞かれたら、私の高校時代の友達。
と、答えてもらうようにお願いしました。
初日、なんとか出かけたが、自分の行きたい場所に行きたいことを何度も言っていたり、お金は私が渡してるかのように、自分の好きなように判断したりしてました。
この前で、三回。
水曜日には、自分は出かけると言う気持ちになれたみたいです。
まだ、1日は過ごすことはできず、ほんの1時間。
カラオケを聞きながら、コーヒーを飲みに出かけています。
少し安心しました。
違うデェイも見学し、みんなで凄い仲良く楽しそうに話している場所で、指先を使う工作もあり、暖かい雰囲気が、私は良かったんですね。
旦那様に、その話をしたら、自分が今出来ないことが分かると余計辛い気持ちになることを教えてもらいました。
家族だから、やっぱり父にこうなって欲しいと、理想を持ってしまうんですよね。
でも、旦那様と一緒に探したデェイ、個人、個人にあった対応をしてくださります。
もし、父が、帰りたいと言えば、時間に関係なく送ってくれます。
デェイやケアマネの方にお願いすることは、家庭の内情を言わなければならないので、恥ずかしい気持ちや辛い気持ちになります。
話していて、自分もつらくなってくると思います。
だけど、一人で認知症やお年寄りの方を見るのは、やはり限界があります。
おまけに、現実の老いや症状に直視出来ない葛藤や見過ごすこともあります。
昔、今から40年前は母は、父の義母や祖母を自宅で見てました。その時は、オムツもなく、毛布や布を切って、オムツ変わりにしていました。
今のように、支援システムも情報も何もない時だから、本当に大変だったと思います。
家族だから、本人の好みや趣味嫌いなことも、話できます。
ほんの小さな勇気で、家族で一緒に楽しく過ごせる時間がつくれたら、嬉しくないですか?
家の中に、冷たい言葉や、喧嘩がとびかうより、笑顔や笑い顔がもどるとしたら…
すぐには、変わらないけど、少しずつ時間をかければ変わっていきます。
どこまで、変わるかはわからないし、維持できるかはわかりません。
自分が、担当の方に全部お話したお陰で、サポートしてくれる人も動きやすくなります。
サキナみたいだなって、少し思っちゃいました(笑)
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